エクアドル産 有機バナナ

エクアドルは伝統的にヨーロッパ市場を主市場としてきた歴史があり、それにより各農園主の栽培意識は高いと言えます。日本国内における有機バナナは他産地がメインですがマールは食味の良いエクアドル産有機バナナに特化して輸入販売しています。

2014年よりプリエート有機農園、2019年よりセリアマリア有機農園を追加し、現在2社より週間4~5コンテナを輸入しています。マール輸入2農園はフェアートレード認証をもうけており、積極的に社会貢献に取り組んでいます。

ECUADOR

産地の特性

産地の特性
  • マール輸入のエクアドル産有機バナナ2農園(セリアマリア/プリエート)は、古くからバナナ栽培の盛んな南部エル・オロ州に位置しています。

  • 世界一のバナナ輸出国であるエクアドルにおいても同地区は天候、品種等が有機栽培に適しているとされ、同国における有機バナナ一大産地となっています。

産地の特性
  • エクアドルは赤道直下に位置しているにもかかわらず、南極からの寒流(フンボルト海流)の影響により夜間気温が低下します。

  • 乾期では最高34度から最低16度と寒暖差が大きく、低地栽培であるにもかかわらず高地栽培同様の糖度の高いバナナを栽培することができます。これにより食味の良いバナナを栽培することができ、エクアドル産有機バナナの最大の特徴です。また、赤道直下の為台風の被害を受けることが無く、年間を通じての安定供給が可能となっています。

セリアマリア

セリアマリア
  • エル・オロ地区2か所に計640haの有機農園を所有しており、世界でも最大規模の有機農園の一つです。

  • 自然環境の保護と消費者の健康を守るという明確なビジョンのもと、圧倒的な有機栽培技術と緻密な生産管理により20数年に亘り有機先進国である欧米諸国で高い評価と信頼を得ています。

  • 地球規模の異常気象にも対応できる安定供給、IT技術を導入した先進の有機栽培技術による有機性の堅持と高い品質を実現しています。

プリエート

プリエート
  • エル・オロ地区4か所に計200haの有機農園を所有しており、日本の他ドイツ、スイス、イタリア向けに有機バナナを輸出。

  • 創業は1956年、人間を尊重し自然を守るという明確なビジョンの元設立された、エクアドルでは最も歴史あるバナナ農園主の一つであり、古くから減農薬、有機農法に取り組んできました。

  • 現在ではフェアートレードからの助成金により、労働者のための医療施設、またその家族の為の教育施設を拡充する等積極的に社会貢献に取り組んでいます。